川での鮭釣りは北海道の忠類川が有名ですが、今年から福島県の請戸川でも許可されたため、本日、請戸川に鮭釣りに行って来ました。請戸川の鮭釣りは「請戸川サケ有効利用調査」の名目で抽選で採捕者を決定します。私は鮭の溯上が最盛期と思われる11月9日に応募し、当選しました。
あいにくの雨の中、仙台を5時半に出かけて、請戸川に着いたのは7時半でした。採捕時間は7時から14時までです。すでに鮭を釣り上げている人もおりました。

請戸川の鮭釣り

請戸川で許可されている釣り方は、ルアー、フライフィッシング、餌釣りの3種類です。本日は、半数以上の人ががフライフィッシングで、残りがルアーと餌釣りでした。
私の得意は餌釣りですが、川に上った鮭は餌を食べないと聞いているので、本日はルアー釣りにしました。ルアーは今回のために、色や大きさを変えてスプーンを10個用意しました。

フライフィッシングは、鮭が大きく重いために、取り込みに非常に苦労していました。中にはロッドを折った人もいました。長時間ファイトをするので、長い時間が楽しめるのかも知れませんが。

海でのジギングは、青物釣りで経験がありますが、川でのルアー釣りは初めてです。鮭釣りは三陸海岸の港で2度やりましたが、その時はガラ掛けでした。鮭は口が小さいのでルアーは16-17gの赤と青を用意しました。最初に使ったルアーは16gの赤です。
川の中程まで投げて、アクションを付けながら引いて来ました。川ではゆっくり引くだけで良いということでしたが、海でのくせが抜けません。
釣り始めて30分位した8時頃でした。岸の近くまで引いて来たルアーにガクッと反応がありました。来た!と喜び、静かに会わせるとズッシリとした重さを感じ、すぐに鮭がバタバタと暴れ始めました。ルアーロッドはSea Bass用のライトタックルです。口もとがバレないよう、ロッドが折れないよう、慎重にとりこみました。
これ以降、次々とヒットし、本日の釣果はメス鮭が5本でした。他にヒットはするのですが、取り込みが難しく5本以上ばらしてしまいました。

「持ち帰り」
請戸川の鮭釣りは「サケ有効利用調査」のため、釣り上げた鮭は雄鮭のみ2本まで持ち帰れます。私が釣ったメス鮭、5本は持ち帰れませんでした。