芭蕉終焉ノ地は大阪市です。
 元禄7年（1694）10月12日、芭蕉は大阪で客死しました。 亡くなった場所は、御堂筋前で花を商う「花屋仁右衛門貸座敷」と伝えられています。 その辺に「此附近芭蕉翁終焉ノ地ト傳」碑が建立されています。 碑の右側には「昭和九年三月建之　大阪府」と刻まれています。 碑は御堂筋の南御堂前の東側緑地帯内（大阪市中央区元町）に建っています。

芭蕉は御堂筋の西端、南御堂前で亡くなっています。亡くなる4日前に詠んだ「旅に病んで・・・」の句碑が南御堂にあります。
南御堂の門の前に「史跡　芭蕉翁句碑」の碑が建っています。

南御堂の境内に、芭蕉が病床で最後に詠んだ句「旅に病で・・・」の句碑が建っています。この句碑は１８４３年（天保１４年）当時の俳人たちの手で建立されました。

　　　　　旅に病んで　夢は枯野を　駆けまはる